安田課長とやる気仙人が繰り広げる、コミュニケーションのコツ、ポイントをコント仕立てでお届けする動画です。
今回のテーマは「脳科学的に見た人を動かすための方法」です

登場人物紹介
安田課長(以下「安」)
営業の課長でいつも部下や家族とのコミュニケーションで困っている
やる気仙人(以下「や」)
安田課長が困っているとアドバイスをくれるお助けマン

安「まてまて、慌てるな。あせるんじゃねぇ。こらこら、あせるなって言ってるじゃねぇか」
や「おやおや、安田のやつ部下にあせるなと言っている割には、自分が一番あせっておるではないか」
安「だからぁ、そんなに急ぐなって。まったく、おめぇはせっかちなんだからよぉ」
や「わしから見れば、安田のヤツのほうがせっかちに見えるがのぉ。まったく、それではあせるに決まっておろう。おい、安田、安田よ」
安「仙人か。今忙しいんだよ。用なら後にしてくれ」
や「それは見ればわかるわい。そんなお前さんにアドバイスをしようとおもったんじゃがのぉ」
安「それならそうと早く言ってくれよ。今の部下のあせり方を見てるんだったら、良いアドバイスをくれねぇかなぁ」
や「まったく、いつもながら人を頼りにするやつじゃ。よいか、今のお前さんの言い方じゃと、部下はあせる一方じゃぞ」
安「えっ、そりゃどうしてなんだよ?教えてくれよ、仙人」
や「まずは人の脳の仕組みから教えんといかんな」
安「脳の仕組みって、そんなまどろっこしいことやってられねぇよ」
や「じゃぁやめるとするか」
安「うそうそ、ちゃんと聞くって。ったく仙人はイジワルだなぁ」
や「よいか、よく聴くんじゃぞ。人の脳は否定語を理解せんのじゃ」
安「否定語を理解しねぇって、そんなことあるわけねぇじゃねぇか。おれっちはちゃんと理解してるぞ」
や「うむ、日本語としては理解はしておる。じゃが正確に言えば脳の中のイメージ、これは理解しておらんのじゃ」
安「脳の中のイメージは理解してねぇって、どういうことだ?」
や「これは実験したほうがよいな。安田よ、ワシが今から言うことをしっかりと聴くんじゃぞ。真っ赤なリンゴを想像・・・してはいかん」
安「してはいかんって、そりゃ無理だよ。頭の中にはリンゴが残ってるじゃねぇか」
や「ほれ、イメージは否定語を理解しておらんじゃろう。じゃから〇〇するな、というのは〇〇しなさい、という命令と同じになるんじゃ」
安「ってことは、あせるなっていうのはあせろってことになるのか」
や「その通りじゃ。おまえさんがあせるなと何度も言えば言うほど、部下はあせってしまうことになるのじゃ」
安「だったらなんて言えばいいんだ?」
や「やってもらいたいことを言えばよいのじゃ」
安「だとすっと…落ち着け、とか?」
や「そう、それでよい。相手に否定語で言えば言うほど、その逆が頭の中に残るからのぉ。じゃから逆の行動をついしてしまうのじゃ」
安「なるほどぉ。ってことは…」
や「またお前さん、何かよからぬことを考えておるな?」
安「飲み屋の景子ちゃんに、オレを好きになっちゃいけねぇぜって言えば、オレのことを好きになってくれるってことか。うっしっし」
や「いや、それは言葉通りに受け取ると思うがのぉ…」