行動語録　その７２　足元を固める

昨日までは「視線を１５°上げて未来を見る」なんてお話をしてきました。

んで、この件について「未来を見て足下が・・・」なんて疑問が湧きませんでしたか？

 

確かに、自分の足下が固まっていないのに未来ばかり見ていても意味がないですね。
すべて絵空事で終わっちゃうようにも感じちゃうし。

じゃぁどうする？

はい、当然足下を固める必要があります。

で、その足下って何？

これは人それぞれ違うでしょうが、今日のお話はそこそこ前進している経営者さんやビジネスマンによく読んで欲しいものなんです。

その「足下」とは「家庭」です。

特に奥さんとのこと。

ここをないがしろにしている方、多いんじゃないかな？

以前、「バツイチの男たち」という本をたまたま入手しました。
ちょっと古い本なんだけどね。

この冒頭に「なるほど」ということが書かれてましたよ。

それは
「男性は一生かけて家庭を守るといっているけれど、そのために仕事中毒になっている」
ということ。

 

男としては、経済をしっかりとする義務がある。
だから仕事でお金を稼ぐことが家庭を守ることだと思っていることが多いようだ。

そういう私も、そう思って全国を飛び回っていたくらいだから。

 

しかし、奥さんにしてみればそうじゃないんだよね。
そもそも「守られている」なんて意識はないんじゃないかな。
どうやら「守ってやる」というのはありがた迷惑らしい。

この家庭の、夫婦間の相違が足下を崩していくきっかけなんですよね。

ここが崩れているのにも気づかずに
「家庭のために仕事をするんだ！」
と大義名分を自分に言い聞かせて身体にむち打って働く。

これじゃぁ何のために行動しているんだか。

 

だからこそ、足下＝家庭、特に夫婦間については今一度振り返って欲しいな。
すでに意味のなくなった大義名分を振りかざしても、それは足を空回りさせているにすぎないですからね。

行動語録　その７２

未来を見つめる前にまずは自分の足下＝家庭、特に夫婦間の相違を埋めてみよう