行動語録　その１１８　ここに住んでいるんだから

以前、また一つ余計な仕事に手を出してしまいました。
何の仕事か？
実は数年前まで、あの楽天イーグルスが地元日向にキャンプに来ていました。
そのキャンプを支援する会の広報副部長になりました。

ま、副だからちと気楽ではありますが。
何しろ時間がない中での活動。
またまたハードな日々を送る羽目になりそうです。

私は当時、このほかにも
・日向市１００人委員会・教育文化分科会委員
・経営研究会事務局長
・ひょっとこ夏祭り実行委員副部会長（春から夏）
なんて地元のイベントや委員会関係のお仕事もやっていました。

こういうのって、よく顔を出す人は出しますよね。
逆に全く顔を出さない人は出さない。
出さないのが悪いってわけじゃないんですよ
だって、自分も会社勤めしていた頃は出そうと思っても出せない状況でしたから。

朝早く会社に行って、帰ってくるのは夜遅く。
土日はあるけれど、平日の夜の会合なんて出られるわけがない。
しかし、コーチとして独立してからはこういったものにガンガン顔を出すようになりました。

その結果どうなったか？
徐々に顔を覚えられ、その中で自分のファシリテーション能力を活かすことで信頼が高まってきた。
そんな気がします。

最初は自分の営業につながる、そんな狙いがあったのは確か。
しかし、今はどちらかというと
「せっかくここに住んでいるんだから、自分たちの手でもっと住みやすく、楽しい環境をつくりたいな」
そう思っています。

だってもったいないじゃないですか。
ずっと住んでいく街に対して不満を抱えながら生きていく。
口から出るのは行政に対しての文句ばかり。
そんな文句を言っている暇があったら、頭と体を動かしたらどうなんですか？
そう言いたいです。

自分の権利を主張することばかり活動して、なにも与えようとしない。
そんなところにはなにも降ってきませんよ。
自分が何かを与えてこそ、自分のところに利益が戻ってくる。
その利益はいつになるかはわかりませんが。
時期が来たら、一気に流れ込むのは確かですよ。

これはなにも地域活動だけの話しではありません。
仕事に対してもそう。
プライベートな活動にしてもそう。
まず自分ができることから始めて、周りに何かを与えること。
その行動は必ず誰かが見ています。
その一つ一つの積み重ねは信頼と信用へつながります。

人はこれを「ボランティア」といいます。
あなたもひとつ、ボランティアに目を向けてみませんか？
せっかくここに住んでいるんだから。

行動語録　その１１８
ボランティア活動は自分の位置を高めることができる