行動語録 その67 まずは名を名乗れ!
2023/11/06
以前、「コミュニケーションのコツ教えます!」というミニセミナーを開催。
このミニセミナー、コミュニケーションにおいての「心構え」のようなものをお伝えするものなんです。
そのなかで役立つコーチングスキルも当然お伝えしています。
これ、よくある「聴く」「承認」なんてかたちのスキル伝達じゃないんですよ。
どちらかというと、私が得た情報とコーチとしての自分の考えをミックスしたものを伝えているかな。
今回のテーマは「相互理解」
このテーマだけだと、参加者のほとんどは
「いかに相手のことを理解するのか、それに役立つコーチングのスキルがでるんだろう」
と思っていたそうです。
が、私はそんな単純なことはやりませんよ。
そもそも
「話を聴く」
というのは基本というより「あたりまえ」なんですよね。
ま、それがなかなかできていないのは事実ですが。
今回は「相互」、相手→自分と自分→相手の二つのうち
「自分→相手」
のことに重点を置いてお話を。
そもそも、相手のことだけを一生懸命理解しようとして、相手の話だけを聴くなんて「双方向」じゃないですよね。
やっぱり自分のことも発信しなきゃ。
で、誰かとコミュニケーションを深めようと思って相手のことをもっと知ろうと思ったら、まずどうします?
いきなり
「あなたの趣味は何ですか?」
なんて質問しないでしょ。
「私は自転車とパソコンが趣味なんですよ。
とくに自転車はMTBでレースなんか出たりします。
この間も出たんですけど、かなり転んじゃいましたよ。
ところで、あなたはどんなことを趣味にしています?」
これならどうですか?
まず自分のことを話すことで、相手に自分に対しての興味をわいてもらうことができますよね。
そうすると、相手からもっと話を聞きたいなって感情をわかせることができちゃう。
その上でこちらが相手のことを知ろうとすると、相手との距離はぐっと縮まりませんか。
このセミナーの参加者からおもしろい情報をもらいました。
インターネットでみたそうなんですが、どっかのレストランの名札に、自分の名前と特徴のようなものを書いているんですって。
例えば
「私はおとなしそうに見えますが、サーフィンに夢中なんです」
のようにね。
そうすると、お客さんの方から
「あ、あなたサーフィンやっているんだ。
実は私もなんですよ」
何て感じでコミュニケーションを取り始めるそうです。
これが大成功だとか。
「相互理解」で相手の話を聞くことは当たり前。
その前に「まずは自分発信」。
これがセミナーで一番伝えたかったことなんです。
相手の名前を知ろうと思ったら、まずは自分の名前を名乗る。
これは当たり前ですよね。
コミュニケーションもそこからスタートすると、とても楽しく、円滑に進めることができますよ。
行動語録 その67
コミュニケーションをとりたければ、まずは自分のことを発信してみよう
----------------------------------------------------------------------
ユーアンドミークリエイト株式会社
〒883-0021
宮崎県日向市財光寺1460
電話番号 : 080-3503-8297
FAX番号 : 0982-54-4936
----------------------------------------------------------------------