行動語録　その１２３　愛に囲まれて

おとといは「当たり前に思うこと」、昨日は「勉強すること」についてお伝えしました。

それぞれが行動するための要因であること、理解して頂けたでしょうか。

今日はこれにもう一つの要因を加えたいと思います。

 

以前、斎藤一人さんとそのお弟子さんの講演を聴くことができました。
このときに一人さんが言っていたこと。

 

「人生楽しまなくちゃ」

 

まずは自分が楽しく生きなきゃいけないよ、ということ。
よく「苦労は買ってでもしろ！」なんて言いますが、一人さんは「今すぐ楽しくなる方法を考えようよ」と言っていました。

 

ってことは、自分が楽しけりゃいいんだ。
そういう解釈にもとらえることはできます。

が、一人さんの場合はその先があるんです。

 

「自分は人を喜ばせるのが好き。
　いつもどうやって人を喜ばせようかと考えている。
　人が喜んでいるのを見るのが、自分の楽しみだ」

 

と。わかりますか、これ。

つまり、自分が今すぐ楽しくなる方法とは、誰かを今すぐ喜ばせるってことなんですよ。
これ、自己中心的な考えとは全く違いますよね。

そう、自分を楽しませる行動の中には「愛」があふれています。

 

愛のある行動が、誰かを喜ばせることにつながるんですよ。

一人さんはこんな人だから、周りに人が集まってくるんだな。
とてもすばらしいことに気づかせてくれましたよ。

 

ところで、この愛を育てるためには、愛のある行動を行うには具体的にどうすればいいのか？

簡単です。
自分がして欲しいことを相手に施せばいいんですよ。

たったそれだけで十分です。

 

その行動は、まちがいなく嫌々ながらの行動にはならないですよ。
嫌々ながらの行動にはどうやっても「愛」は見つかりませんからね。

なにも特別なことをやる必要はありません。

たとえば工場の流れ作業一つとってもそう。
この部品がお客様へ流れる商品を形作っているんだ。
そのお客様がこの商品を手にしたときに、喜んで使ってもらうためには、今自分がここでどうすればいいんだろう。

 

そう思うと、作業の手にも愛情があふれてくることでしょう。
作業中に笑顔がこぼれてくることでしょう。

ほら、お客様の喜ぶ顔を思い浮かべたら、自分がちょっとだけ幸せになれたでしょ。

 

その繰り返しを行うことで、ツキがどんどん引き寄せられちゃうんですよ。

行動語録　その１２３

行動に愛があると、周りも、そして自分も幸せにすることができる