行動語録 その141 追い風ブームにのって
2024/01/19
昨日は「向かい風に立ち向かう」ということをお伝えしました。
でも、人生って行動したら向かい風ばかりってことはないですよね。
私も、自転車に乗っているときに急に風を感じなくなるときがあります。
無風、ではなく走るスピードと同じくらいの追い風が後ろから吹いているんですよね。
気がつくと、ペダルをこぐ足がむっちゃ楽ちんです。
しかし、ここで注意。
追い風が吹いていることに気づけば、「よっし、もっとガンガンいくぞ!」となるのですが、自転車をこいでいるときの追い風って気づかないことが多いんですよ。
だって、走る速度と同じくらいの追い風だったら、実際に感じるのは「無風」なんですよね。
だから、「なんか妙に楽だけど…」程度のモノだったりします。
追い風に気づかないと、とってももったいないですね。
これは人生においても同じでしょう。
向かい風は、とてもつらくて厳しく感じるので、誰もがすぐに感じ取ることが出来ます。
が、追い風っていうのは意外に気づかないモノ。
それどころか
「これがオレの実力だぜ!」
なんて調子に乗って、追い風であることに感謝せずについ鼻高々になっちゃうことも。
この状態を冷静な人が見ると
「こいつ、いつか絶対にこけるぞ」
と思うわけです。
案の定、追い風が去ったあとも「まだまだいける」と勘違いして、思ったほど進むことが出来ない自分に気づかずにこけちゃうことも。
バブル期の不動産や株がその象徴でしょうね。
追い風だけにまかせて前に進もうとすると、どこかに待ちかまえている落とし穴にはまっちゃうかもしれません。
自転車レースでも「オーバーペース」には気をつけないといけません。
準備していたエネルギーを知らず知らずのうちに使い果たして、気がついたら体力が尽きちゃっていざというときの向かい風に立ち向かえなくなることもあります。
しかし、追い風に乗っているのにブレーキをかける必要はないんです。
要は「今追い風だな」としっかり自覚をすること。
そして、ペース配分をしっかりと考えて前に進む。
蓄えがないならば、追い風に乗ってまずは蓄えること。
蓄えがあるのであれば、その蓄えを投資してさらに蓄えること。
その蓄えが、向かい風に立ち向かうときに大いに役立ちます。
それが自分を成長させるコツでもありますよ。
行動語録 その141
追い風を自覚して、ペース配分をしっかりととることでさらに成長することが出来る
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