話を分解する【コミュニケーション　宮崎　研修　オンライン リモート】

宮崎やリモートでコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。

 

人と話をしているときに、お互いに違うことを考えている時がよくあります。

例えばこんな感じで。

「この前一緒に食べたあれ、おいしかったよねぇ」

 

このとき、こちらは一緒に食べた天ぷらをイメージしていた。

けれどなんとなく会話がかみ合わない。

よくよく聞いてみれば、相手は天ぷらではなく一緒に出ていた蕎麦をイメージして話をしていた。

これ、会話の思い込みってやつです。

私たちは話を聞いて最初にイメージしたものの印象が強く、そのイメージのまま話を聞いてしまうことがあります。

これで間違いが多いのが待ち合わせ。

「駅前で落ちあいましょう」と言われて、一人は西口、もう一人は東口でずっと待っていた、なんてこともあり得ます。

こういったことを防ぐために会話を分解しましょう。

「一緒に食べたあれ」では人によって受け取るイメージが異なります。

だからきちんと分解して「一緒に食べたお蕎麦」まで分解する。

「駅前で」ではなく「駅の西口で」さらに分解すると「駅の西口にある銅像の前で」まで分解すること。

ここまでやれば誰に伝えても間違いはありませんからね。

逆に人からおおざっぱに伝えられたときに、分解するような質問をしてみましょう。

「駅前というのは西口ですか、東口ですか？」

「西口のどのあたりで待ち合わせましょうか？」

 

といった具合に、とにかく細かく細かく分解していく質問をするのです。

これで会話の行き違いもなくなるし、相手も気付かなかった具体的なイメージが湧いてきますよ。
 

 

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