それ知ってる！は危険なセリフ【コミュニケーション　宮崎　研修　オンライン リモート】

宮崎やリモートでコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。

 

「あ、それ知ってる！」

人から聞いた情報で、こんなセリフを使ったことありませんか？

実はこのセリフ、とても危険なのです。

人は「知ってる！」と思った瞬間、それ以上の情報をシャットダウンしちゃうんです。

よくよく耳を傾けてみると、自分が知らなかった情報が入っていたり、まったく別の情報だったりすることもあります。

逆に「なにそれ？」と疑問に感じたときには、相手の言葉には耳を傾けようとします。

しっかりと話を聴くことで「なるほど、そういうことなのか」と理解が深まることでしょう。

この脳の作用は、何かを勉強するときに活用できます。

知らないことは興味を持って学ぼうという意欲も高まるし、そこで得た知識をどんどん吸収します。

だから私は研修のときに「質問」を多用します。

相手が知っているであろうことであっても「これ、なんだと思いますか？」と質問してみるのです。

すると相手は「それ知ってる！」と思いつつも「本当にそれで合っているかな？」と不安になります。

そうすると、正解を知りたくなるのです。

ここで正解を伝えると「やっぱりそうだった」と知識の再確認ができるのです。

もちろん「なにそれ？」と疑問に思った人に対しても、新しい知識を伝えることができるので学習効果は高まります。

質問を使わずにつらつらと説明だけを続けると

「あ、それ知ってる」

 

となってしまい、学習の場がつまらないものになってしまうこともあります。

まずは学ぶ姿勢として、知っていることと思わず全てを吸収しようという姿勢をもってみましょうね。
 

 

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