行動語録　その３５　まずは感謝から

昨日は「自尊心を広く」ということをお伝えしました。

 

自尊心は自分を大切にする心。その心が広ければ広いほど、他人を大切にすることができる。

また自尊心が広いと、外部からのちょっとやそっとの攻撃では自分は揺るがない。だから行動にも余裕がある。

ってことです。

 

ではこの自尊心を広くとる方法は？

それは「感謝」の気持ちを持つこと。どんな小さな事にでも、いや、小さな事だからこそ感謝する。特に「あたりまえ」のことに対して感謝してみましょうよ。

 

会社でお茶くみをしてくれた人にむかって、「ありがとう」って言っていますか？

いつもご飯をつくってくれる奥さんに、「ありがとう」って言っていますか？

子どもが新聞を持ってきてくれたときに、素直に「ありがとう」って言っていますか？

まわりの、いろんな人が自分を支えてくれている。その周りの人の存在そのものに「ありがとう」って言えますか？

これが言えないようであれば、まだまだ自分を大切にしていませんよ。

 

自尊心が広ければ広いほど＝その人の器が大きければ大きいほど、他から攻撃されたときにも動じない心で対応できます。

器の広い人は、何か攻撃的なことを言われても「ありがとう」って言葉で返してくれます。言われた攻撃的な言葉って、言い換えるとその人に対してのフィードバックでしょう。
「私にはあなたが○○のように見えます」っていうのを、多少は乱暴な言葉かも知れないけれど伝えてくれているんですから。

 

言われたことが今まで自分で認識されていないのであれば、そこはあらためるポイントかも知れませんね。

言われたことがすでに自分でも気づいているものであれば、やはり改善が必要だということかもしれませんね。

言われたことに対して、「いや、これは自分のスタイルだから」と自分を再確認できるチャンスでもありますよね。

だから、攻撃的なことを言われても「ありがとう」って返せちゃうんですよ。

 

それだけ、自分を大切にしている証拠ですよね。その心を作り上げるには、まず周りに対しての「感謝」＝「ありがとう」から始めてみましょうよ。

口癖になるくらい「ありがとう」を言えるようになると、周りも安心してあなたを見守ってくれますよ。

行動語録　その３５

周りに対しての「感謝」が自尊心を広くしてくれる