行動語録　その５４　丸暗記ではなく自分の言葉で

　私の職業は「プロのコーチ」。ま、これは言われなくてもご存じですよね。

　職業柄、コーチングをベースとしたお話しをいろんな方にしています。研修だったり、セミナーだったり、営業活動だったり。普段の何気ない話しもそうだし。
　その中でやはりまだ多く聞かれるのは「コーチングって何？」ってとこ。これはコーチングを始めたばかりの人だったら、必ず問われることですね。

　では、コーチングを知っている人に質問。「コーチングって何？」
　コーチはまず、これについて「自分の言葉で」語れるようにならないとね。教科書通りの丸暗記した答えだと、相手はなかなか理解してくれないんですよ。

　そのためにもメタファー（たとえ話）を使ったり、自分の実体験を話したり、あの手この手を使います。そうしていくと、伝える内容は同じなんだけど、相手によって持ちネタの使い分けができるようになっちゃいますよ。

　これが自信につながり、さらに深くコーチングを語ろうという行動に出るようになります。それがセミナーにつながったり、講演や研修へと発展したり。果ては教材を出したり。

　そう、これはコーチングに限った事じゃないです。どんな分野でも「自分の言葉で話す」というところが、自信へ、そしてそこから生み出す行動へつながる第一歩。
　まずは今自分が行っていることについて、自分の言葉で語ることに意識してみて。そうすると、それは必ずあなたの「行動」へとシフトしていきますよ。

行動語録　その５４
自分のやろうとしていることについて、自分の言葉で語れるようになれば、それは自信から行動へとつながっていく