行動語録　その８９　社長も人の子

以前一泊旅行に出かけたときのこと。

旅行といっても、メンバーがちと違う。
どう違うのか。
なんと、周りはみんな「社長」なんです。

 

とある勉強会に１１月から正式に参加していて、その忘年会と慰安をかねた旅行でした。
社長も、地元では結構有名な会社の方もいる。
そうかと思えば私のようなぺーぺーの新米経営者も。

といいつつ、ぺーぺーは自分一人だけだったりするけど・・・

 

コーチングの世界にいなければ、間違いなく出会うことはなかった人たち。
世間一般的に見れば、ちょっとだけど雲の上の存在。
でも、今回の旅行でわかったことがあるんです。

「あ、結局は社長も人の子なんだ」ってね。

 

行った先は某温泉。
ついて早々、みんなで温泉。
ここでは裸のおつきあい。

 

某社長なんか、
「となりはどうなってるんだ？」
なんてのぞき半分のおふざけをしちゃうし。

 

夜は料理に舌鼓を打ちながら歓談。
ここでもいろいろと話を聴きましたが、そんなにかしこまったこともなく、むしろこちらにアドバイスを求められたりもしちゃったし。

 

で、おもしろいのがその後。
雄志５名で「卓球大会」です。

はい、温泉卓球ですよ。
卓球と言うよりも「ピンポン」ですね。

んでも、みんなで燃えましたよ！

浴衣で必死になって。
普段の顔とは全然違う、子どものように楽しむときには楽しむ。
とても親しみが湧きましたね。

 

その後は部屋に帰り、そのときに放送があったＫ−１を見ながら
「いけっ、そこだっ、あ〜どうしてそこで行かないんだ！」
と４人で興奮。

 

うん、今まで「社長」と言ってその人を雲の上のようにして見ていたのは、自分が勝手にそのような敷居を作っていたんだな。
こうやって身近にふれあうと、いままでおつきあいしてきた人たちと何ら変わらない、生身の人間なんだよね。

 

しかし、違うところはありますよ。
その考え方、経営に対しての知識と経験、常に学び常に前進しようとする意欲。
だから、人はこの社長たちに寄ってくるんだよな。

 

私も、中身は自分のままでいたいけれど、考えや知識、意欲はさらに上を目指していきたい。
そして、みんなに愛されるコーチとして育っていきたい。

そんなことをしみじみ早朝の露天風呂で感じた旅行でした。

行動語録　その８９

人に対しての敷居を作っているのは、自分の意識に他ならない