行動語録 その99 誰にいってんのよ!?
2023/12/08
以前、子どもの囲碁大会ってやつに付き添いに行きました。
ここ日向市は、日本で唯一、「はまぐり碁石」を生産しているところなんですよ。
白い碁石、あれです。
そのせいで、地元では多少ながらも囲碁が盛ん。
当時、ウチの次女(小4)と長男(小1)は放課後学校で週一回行われている囲碁教室に行ってました。
といっても、レベルは全然ですけどね。
さて、本題。
その囲碁大会、小中学生大会とはいえ本格的なものです。
開会式に市長や教育委員長も出席。
そしておきまりのお言葉が・・・。
で、その言葉、とりあえず形は「がんばってください」というメッセージになっているのですが、内容はどう考えても小中学生が理解できるようなものじゃないです。
なんかむっちゃ難しい。
むしろ、そのバックについている私たち保護者や、今回の大会の関係者に向けて発せられいてるように感じますね。
子どもはきっとあきちゃうだろうな。
しかもそんなのが3人ほど続くんだから。
これと対照的なのが、運動会のPTA会長あいさつ。
さすがだなと思っています。
言葉の一つ一つが、子どもに向けられているんですよ。
当然、難しい言葉は使いません。
だから、聞いている保護者も素直に受け止められちゃう。
もちろん、保護者や先生方、PTA役員へのねぎらいの言葉も忘れていません。
その使い分けがしっかりとしているんです。
やはり話すターゲットを明確にしないと、その人の言葉は耳に残らないですよね。
これ、頭のいい人ほどこの罠に陥っちゃうみたい。
このくらいは理解できて当然だ、という態度で話を進めちゃうんですよね。
そう思うと、自分も同じことが言えるな。
仕事柄、人前で話すことは多いけれど、ついこちらが常識的に使っている用語などをあたりまえに使って話しをしちゃうことがあります。
後で先方から
「あれって、どういう意味なんですか?」
なんて聞かれることも。
いかんいかん。
ターゲットをわかっているつもりでも、自分に落とし込めていないわ。
人に何かを伝えて、そして行動を起こしてもらおうと思ったら、そのターゲットの人たちにあわせた言葉を使う。
これ、常識だけどできていないんだよね。
今回は「人の振り見て我が振り直せ」。
再度気を引き締めて、今後はいろんな人に話をしようと思いました。
行動語録 その99
話す相手に合わせた言葉を使って話さないと、相手の心にはとどかない
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