行動語録 その127 自分で選べるから
2024/01/05
皆さん、「くじ付きメール」ってやったことあります?
ほら、「ここをクリックして当たれば商品がもらえます」とか「ここをクリックしてスロットゲームで当たるとポイントがもらえます」なんてやつ。
で、この中で以前ちょっとお気に入りのくじがありました。
くじというよりもゲームかな。
まず、指定されたURLをクリックするとゲームの画面へ。
このゲームが6種類もあるんですよ。
で、複数の中から選択するものや、タイミングでクリックして高得点を狙うものなど、どれをとっても飽きないですね。
残念ながら、どのゲームでもまだ最高の得点、いわゆる「当たり」となったことがないのが悔しいですけどね。
でも、あまり腹は立ちませんよ。
逆に、こういうのもあるんです。
URLをクリックすると、スロットの画面が。
スタートを押すとスロットが回り始めるんだけど、勝手にストップ。
絵柄がそろうと「あたり」なんだけど、ずっとやっていて一度も当たったことがない。
なんかやる度にくやしいですね。
腹が立つというか。
だって、これってやる前から「結果」はわかっているんですよ。
わかっている結果を一方的に送られてきているだけでしょ。
でも冷静に考えると、くじメールはすべてそうなんですよね。
最近おもしろいと感じているゲームのメールも、よく考えたら最初から当たりはずれは決まっているんです。
では何が違うのか?
同じように結果があらかじめわかっているメールなのに、どうしてこんなにもおもしろさに差があるのか?
先に挙げた「おもしろい」と感じている方には「自分で選択できる」という要素があるります。
自分で選択できるから、自分で選べるから、出た結果に対しては「自分で選んだ結果なんだから、はずれても仕方ないなぁ」と思えちゃう。
逆に腹が立つ方は自分でなにも選べない。
一方的な結果を送りつけられている、そう気がついた時点でなんだかつまらなくなっちゃった。
この「自分で選べる」という要素、これが実はキーポイント。
ほら、よくドラマなんかであるシチュエーション。
子どもは画家になりたいけれど、代々医者の家系なので父親は医大にいかせたい。
そこで親子の対立。
「ボクは画家になりたいんだ!」
「いや、だめだ。おまえは医者になる運命なんだ。
だまってお父さんの言うとおりにしなさい!」
そういって、お父さんは子どもが今まで描いた絵や絵の道具を燃やしてしまう。
子どもにとっては選べない人生ですねぇ〜。
しかし親は満足でしょう。
だって、親が子どもの人生を選んじゃったんだから。
その後、この子どもの行動意欲がどうなるかはもうおわかりですね。
そう、行動意欲を増すためには「選ぶ」「選ばせる」ということがとても重要。
「選ぶ」ことを行えば、それはその人が決めた答え。
自分で出した答えですから。
その結果、どうなってもそれはその人の責任。
しかし、誰かが選んであげたとしたら…
その結果、悪い方向へ向いても自分で責任を取ることはないですよね。
「だって、あの人が選んだんだから、私には責任はないでしょ」
そう言われちゃいますよね。
選べない、という状況は無責任を招いちゃう恐れがあるんです。
今までの人生、選択の連続だったはず。
自分で選んだんだからここまで来たんです。
だったら、これからの人生もゲームのように楽しんで選んでいきましょうよ。
行動語録 その127
自分で選べるから、人生は楽しい
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