質問はありませんか?その沈黙を温かい対話に変えるヒント
2026/11/06
こんにちは!ユーアンドミークリエイト代表取締役の古賀弘規です。
いつもブログを読んでくださり、本当にありがとうございます。
宮崎でコーチングやファシリテーターとして活動していると、企業様から様々な研修や会議の悩み相談をいただきます。
その中でも、特に多くのリーダーが頭を抱えている「あるある」をご紹介しますね。
それは、研修や会議の終盤、講師やファシリテーターが放つ「何か質問はありませんか?」という言葉の直後に訪れる、あの静寂です。
全員が一斉に手元の資料やペンに目を落とし、まるで「下向き選手権」でも開催されているかのようなあの独特な空気。
皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
あの瞬間、登壇している側は少し焦りますし、参加している側も「何か言わなきゃいけないけれど、変なことは言えないな」と緊張しているものなんです。
でも、安心してください。
あの静寂は、参加者がやる気がないから生まれているわけではないことがほとんどです。
むしろ、真面目だからこそ、考えを整理しようと深く潜り込んでいる状態なのですよ。
【静寂を恐れず、味方につける】
まずは、その「下向き選手権」の状態を、悪いことだと捉えすぎないでみてください。
コーチングの視点から見ると、人は自分の内側にある答えを探すとき、自然と視線が下に向くものです。
つまり、参加者は今、一生懸命にあなたの言葉を自分の中に落とし込もうとしている真っ最中なのです。
そこで慌てて「誰もいないなら終わりますね」と切り上げてしまうのは、少しもったいないかもしれません。
ファシリテーションにおいて大切なのは、その静寂を「共有された時間」として認めてあげることです。
「今、皆さんに考えていただく時間をとりますね。ゆっくりで大丈夫ですよ」と一言添えるだけで、場の空気は驚くほど優しく変化します。
【問いかけの工夫で心を開く】
また、「質問はありませんか?」という投げかけ自体が、少し広すぎて答えにくいということもあります。
そんなときは、具体的な問いかけに変換してみるのがおすすめです。
例えば、「今日の話の中で、明日からすぐに試せそうなことはありましたか?」とか、「一番印象に残っている言葉はどれですか?」といった具合です。
あるいは、ペアの人と一言だけ感想を話してもらう時間を二分間作るだけでも、場の緊張は一気にほぐれます。
大切なのは、正解を答えてもらうことではなく、参加者一人ひとりの心に灯った小さな気づきを言葉にしてもらうことなんです。
【ペンを握る手から伝わる安心感】
研修中、参加者が一生懸命にワークシートへ書き込んでいる姿を見ると、私はいつも嬉しくなります。
参加者の皆さんが手にしているそのペンは、自分の考えを外に出すための大切なパートナーです。
私が研修で使用するペンは、あえて書き心地の良いものを選んでいます。
会議や研修の場では、書くという行為そのものが自分との対話になり、思考を整理する助けになるからです。
もし、皆さんの会議で沈黙が流れたら、ぜひ皆さんにペンを握ってもらい、「今の気持ちをひとことだけ書き出してみませんか?」と促してみてください。
書くことで気持ちが落ち着き、自然と対話が生まれやすくなりますよ。
【未来を創る対話の積み重ね】
リーダーの皆さんが、その場の沈黙を愛し、参加者の考えを待つ勇気を持つだけで、組織の空気は確実に変わります。
質問が出ないことを嘆くのではなく、参加者が自分自身の心と対話する貴重な時間を作れたのだと、前向きに捉えていきましょう。
ユーアンドミークリエイトでは、そんな対話の場づくりを大切にしています。
会議や研修で悩んだとき、あるいはチームの空気をもっと良くしたいと感じたときは、いつでも古賀に声をかけてくださいね。
あなたの職場が、もっと温かい言葉であふれる場所になりますように。
これからも、宮崎から全国へ、対話の楽しさとコーチングの可能性を伝えていきます。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
----------------------------------------------------------------------
ユーアンドミークリエイト株式会社
〒883-0021
宮崎県日向市財光寺1460
電話番号 : 050-5367-5010
----------------------------------------------------------------------
