研修や会議の「羊飼いフェーズ」を笑顔で乗り切るコツ
2026/11/07
こんにちは!ユーアンドミークリエイト代表取締役の古賀弘規です。
いつもブログをご覧いただき、本当にありがとうございます。
宮崎を拠点に、コーチングやファシリテーションを通して、楽しく成果が出る場づくりをお手伝いしています。
さて、みなさんは研修や会議を進行しているときに、こんな場面に出くわしたことはありませんか?
【あの「羊飼いフェーズ」がやってきた!】
「はーい、10分間の休憩が終了しましたよ〜! みなさーん、お席にお戻りくださーい!」
声を張り上げて参加者のみなさんを自席へ呼び戻そうとするものの、あっちでは楽しそうにおしゃべりが続いていて、こっちではまだお茶を淹れている……。
まさに、広大な草原で散らばった羊たちを優しく集める「羊飼い」のような状態です。
私はこの現象を、親しみを込めて「休憩終了直後の羊飼いフェーズ」と呼んでいます(笑)。
研修の担当者さんや会議の進行役を務めるリーダーの方なら、一度は経験があるのではないでしょうか。
「せっかく準備したプログラムがあるのに、時間が押しちゃうよ……」
「どうしてパッと席に戻ってくれないんだろう……」
そんなふうに、焦ったり少し困ったりしてしまいますよねぇ。
【「羊飼いフェーズ」は実は素晴らしい兆候?】
でもね、ファシリテーターの視点からお伝えすると、実はこの状態って決して悪いことばかりではないんです。
なぜなら、休憩時間にそれだけ会話が弾んでいるということは、参加者同士の緊張がほぐれ、場がしっかりと温まっている証拠だからなんですね。
研修の前半でグループワークを行ったり、自分の考えを「ペン」でシートに書き込んでもらったりした成果が、休憩時間のおしゃべりとして花開いているんです。
対話が生まれている現場というのは、組織づくりにとって本当に素晴らしいことです。
だからこそ、せっかくの温かい雰囲気を「時間ですから早く座ってください!」と冷たく切ってしまうのは、ちょっともったいないですよね。
【楽しくスムーズに席に戻ってもらうための工夫】
では、ファシリテーターとして、この「羊飼いフェーズ」をどのように優しく心地よく乗り越えればいいのでしょうか。
ここで、私が現場で実践しているちょっとしたコツをいくつかご紹介しますね。
【休憩に入る前に終了3分前のサインを決めておく】
休憩に入る際、「終了3分前になったら手拍子をしますね」とか「音楽を流しますね」とあらかじめ伝えておくんです。
そうすると、参加者のみなさんも心の準備ができるので、スムーズに意識を全体へ戻しやすくなります。
【手元に意識を向ける声かけをする】
いきなり「座ってください」と言うよりも、「次のワークで使うペンを手元にご準備くださいね〜」といった具体的な行動を促す声かけが効果的です。
「あ、ペンを持つんだな」と身体が動くことで、自然と意識が席に戻ってくるんですよ。
【場が温まったことを一緒に喜ぶ】
羊飼いのように声をかけるときも、笑顔で「みなさん、すごく盛り上がっていましたね! その熱量のまま次のステップに進みましょう!」と声をかけてみてください。
肯定的な言葉で呼び戻されると、参加者のみなさんも気持ちよく次のセッションに入ることができます。
【まとめ:愛をもって羊飼いになろう】
会議や研修の進行は、どうしても時間に追われて焦ってしまいがちです。
でも、「羊飼いフェーズ」が訪れたときは、「よしよし、みんながリラックスして仲良くなれているな」と、一呼吸置いて温かい目で見守ってみてください。
焦って指示を出すのではなく、場全体を包み込むような優しさをもって、みなさんを次のテーマへ導いていく。
それこそが、ファシリテーターとしての腕の見せどころであり、参加者との信頼関係を深めるチャンスなんです。
みなさんの現場でも、もし「羊飼いフェーズ」が出現したら、ぜひニッコリ笑顔で楽しんでみてくださいね。
今日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
ユーアンドミークリエイト代表取締役の古賀弘規でした。
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