言葉とは裏腹に【コミュニケーション　宮崎　研修　オンライン リモート】

宮崎やリモートでコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。

 

人というのはおもしろいもので。

言っていることとは逆の行動を行なったり、逆の思いを持ったりすることがあります。

私がセミナーでよくやる例でこんなのがあります。

口では「妻についての相談」と言いながらも、笑いながら照れながら話をするのです。

これは周りから見れば「相談」ではなく単なる「のろけ」にしか見えません。

しかし、話した内容を文章にしてみせると立派な相談になっているのです。

このように、言葉だけをとらえてしまうと、相手が本当に伝えたいこと、訴えたいことが見えてこないことがあります。

だからこそ「目で聴きなさい」と私は教えています。

目で聴くとはどういうことなのか？

これは相手の仕草や振る舞いから、言葉そのものではなくその裏側にある心の中を感じ取りなさい、ということなのです。

だから相手の話を聴くときには、相手の方をしっかりと向いていなければいけません。

何かをしながら、目線はテレビや雑誌に向けたまま、なんて話の聴き方はご法度です。

人は嘘をつきたくて、わざと心の中と言葉を変えているわけではありません。

言葉を発している本人ですら、自分の本当の気持に気づいていないことが多いのです。

その本当の気持を第三者である聴き手が察知し、それを伝えてあげるととても効果的です。

「オレの目にはのろけてるようにしか見えないぞ」

そう言われると、話をしている本人もそうだなぁと自覚をしてくれます。

すると、あなたに対してこう思うでしょう。

「こいつ、オレのことわかってくれるなぁ」

これが相手との信頼につながるのですよ。
 

 

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