アイデア出しの時間はこの程度で【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

会議の中で、それぞれで答えを考えてもらうような場面というのがあります。
例えばアイデアを出し合うような会議の場合。

テーマに対して、何か良い案はないかということで「うーん」とうなりながら考えることもあるでしょう。

 

その時に、どの程度時間を割いているでしょうか？
三十分？　一時間？

 

実は、そんなに長く考えても良いアイデアは浮かんでは来ません。

そもそも、アイデアなんていうのは一瞬のひらめき、これが大事なのですから。

私はこういった考えさせる時間は、五分、長くても十分以内に設定しています。

その短い時間の中で、とにかくたくさんアイデアを出してもらうこと、この方を重視しているんです。

そもそもアイデアなんてひらめいた時点では「良い」「悪い」なんていうのは判断できません。

そういった判断は後回しでいいんです。

アイデアは質より量が大切。

たくさんの量が良い質を生み出す、と言われていますから。

使えるアイデアかどうかは、後から検証してみればいいだけのことです。

むしろ、バカげたアイデアがヒントになり、質の高いアイデアへと変換していくことを期待する方が楽しいじゃないですか。

 

ですから、ファシリテーターとしては「何か良いアイデアはないか？」と問いかけるよりも「短い時間でたくさんのアイデアを出し合いましょう」とした方が、結果的には成功になります。

アイデア出しの時間は短時間に設定し、その短い時間の瞬発力を期待してみましょう。

これにより、より質の高いアイデアとなる種が出てくるかもしれませんよ。
 

 

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