『わかった？』『はい』はわかっていない【コミュニケーション　宮崎　研修　オンライン リモート】

宮崎やリモートでコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。

 

「今まで説明したこと、わかった？」

こういったセリフ、指導をする立場の人なら一度は口にしたことがあるでしょう。

いや、ひょっとしたら毎回口にしているのではないでしょうか。
この問いに対して返ってくる答えのほとんどは

「はい、わかりました」

 

ではないでしょうか。

ということでこれで一安心、ではないんですよ。

実はこの「わかった？」「はい」の受け答えでは、相手は充分理解していないことのほうが多いものです。

というよりも、相手は理解したと勘違いをしていることが多いのです。

そして実際にやらせてみると、肝心なことがわかっていなかったり勘違いをしていたり、なんてことがよく起こるものです。

 

では相手が理解したかどうかを確認するためには、どんな問いをすればいいでしょうか？

 

「じゃぁ、これについて君の口から説明してくれる？」

 

とお願いをしてみましょう。

内容が理解できていれば、当然スラスラと説明できるでしょう。

しかし、曖昧な点があると説明が止まってしまいます。

これ、実は説明を指示された相手も、実際に口にしてみて始めて自分が理解できていないことに気づくものです。

自分が伝えたことを相手に復唱させる。

こうすることで、相手の理解度を確認できるとともに、相手も復唱をすることでさらに頭に入っていきます。

つまり、理解が深まるというものです。

「わかった？」「はい」の受け答えを真に受けず、きちんと理解させるように気をつけていきましょう。
 

 

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