そのアドバイスはいらない【コミュニケーション　宮崎　研修　オンライン リモート】

宮崎やリモートでコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。

 

アドバイス。こんなに都合のいい言葉はありません。
アドバイスって

「私はあなたに対して、とても役に立つことを言っているんですよ」

という感じで、あたかもいいことをやっている気持ちになりますからね。
ところが、その気持ちの裏には

「だから、私の言うことに従いなさい」

という指示・命令の気持ちが隠れているんです。

その証拠に、相手が自分のアドバイスどおりにやらないと

「どうして私のアドバイスに従わないの？」

と、相手を責める気持ちが湧いてくるでしょう。

 

そもそも、相手が望んでいないのにアドバイスをすることなんて不要なんです。

相手がアドバイスを本当に必要とするのであれば

「すいません、これについて教えてもらえませんか？」

と、答えを求めてくるでしょう。
答えを求めてこないのに、こちらが勝手に答えを与えてしまう。

これは迷惑以外の何ものでもないんです。

「でも、相手が困っているから」

と言い訳をしたくなるかもしれません。

それでいいんです。

とことん困ってもらったほうが、実は相手のためになるのです。

なぜなら「困っている」＝「考えている」ということになります。

それが気づきを促し、その答えにたどり着いたときに行動意欲が湧いてくるからです。

それが相手の成長につながります。

どうしても答えがわからずに、それを求めてきたときだけアドバイスをしてあげましょう。

それが本当に相手のことを考えている、ということなのですよ。
 

 

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