質問を変えてみよう【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

発想力を鍛えるシリーズ、第三段です。

今回は、ファシリテーターとしてどのようにすれば参加者の視点を変化させることができるか、そのための「質問」に焦点を当ててみましょう。

ファシリテーターが参加者に何かを考え、意見を出してもらおうとするときに、みなさんは「ストレート」な質問をしていませんか？

例えばトラブルが発生して、その原因を探りたいときに

「これがなぜ起きたのか、発表をしてください」

そう言われても、すぐに原因がわかるわけではありません。

この場合、ちょっとだけ回り道をした「変化球」を投げてみるといいです。

「これが起きたことで、通常と違っている点を発表してください」
「それは何があったから、そのような状況になったのでしょうか？」
「その要因が発生したのはなぜでしょうか？」

このように３つに分けた質問を投げかけることで、結果的にトラブルが発生した真の原因を探ることができるようになります。

これが「変化球」です。

こういった質問は、発言する人の立場になって考えて質問をつくることが大切です。

どうすれば相手が答えやすくなるのか、その道筋をファシリテーターが立ててあげることで、答えやすくなります。

 

ちなみに、さきほどの３つに分けた質問の作り方のポイントは、

 

①何が変化したのかの事実を探る　

②それが発生した要因を探る　

③その要因が発生した原因を探る

 

という順番になります。

ぜひこれを参考に、発想力を促す質問を作ってみてくださいね。
 

 

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