【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

企業や団体の大きな会議を見ていると、ボイスレコーダーでその様子を録音している場面をよく目にします。

この行為自体は悪くないんです。

ひょっとしたら聞き漏らしたり、勘違いをしていないかの確認にはとても活用できるものですから。

けれど、ボイスレコーダーだけを頼りに議事録を作らないようにしてほしいのです。

それはなぜか？

 

会議での発言には、その場のニュアンスや雰囲気によって「伝えたい事の本質」が言葉にならないこともあります。

たとえば発言者の表情や身振り手振りなど。

そこからひょっとしたら発言者は言葉とは違うことを伝えたかったかもしれません。

けれど、ボイスレコーダーだけを頼りに議事録を作ろうとしてしまうと、そういったところを見逃してしまい「発言者の表面上の言葉」だけが議事録に残ってしまいます。

ファシリテーターはしっかりと発言者を見て、言葉と態度に違和感を感じたら、その真意をしっかりと聞き取るようにしましょう。
そのためにはその場での板書が必要です。

「◯◯さんはこのようにおっしゃっていましたが、実のところはどうなのですか？」

板書をしていると、このように聞き返して発言者の本音を引き出すこともやりやすくなります。
なにより、その場で板書したことと発言したことが合っているかの確認ができますからね。

ボイスレコーダーだけに頼ると、声が聞き取りにくいところがあいまいになることもあります。

議事録作成のためにもその場での板書を心がけて下さい。
 

 

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