『論破!』っていうけれど【コミュニケーション 宮崎 研修 オンライン リモート】
2023/08/02
宮崎やリモートでコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。
最近「論破!」って流行っていますよね。
相手の言うことに対して「それはおかしい」「それは違う」と自分の考えを相手にぶつけて、相手を言い負かす。
傍から見ていると気持ちのいいものかもしれませんが、その論破って本当に正しいのでしょうか?
この論破し合うことを競技として行うのが「ディベート」です。
ディベートは相手を言い負かすのではなく、審査員がどちらの言い分がより論理的であるかを見極める競技なのです。
このときにとても大切になるのが、「なぜそれがそうだと言い切れるのか」という証拠。
つまり、そう言い切れる事実は何かを明確に伝えることが大切なのです。
刑事事件の裁判で、被疑者が犯人であるという物的証拠を提示しないと、裁判官は有罪とは認めません。
それと同じように、自分の理論が正しいという証拠を提示しなければ、それは単なる「自分が思ったこと」であり「推論」でしかないのです。
ではどんなものが証拠になるのか?
これは定量データ(数値で表されるもの)や、一次情報(直接見聞きしたもの)、さらには第三者の中立的な意見(アンケートデータなど)がそれにあたります。
「みんながそう言っている」
なんていう意見に対して、みんなとはどれだけの人のことを言っているのか。
さらには全体の何%がそう言っているのか、といったデータを提示しなければ証拠となりません。
そうしなければ、結果的に論破はできない、ということです。
さも論理的に語っているように見えても、こういった証拠をきちんと提示しなければ、多くの人を納得させることはできません。
カッコつけるだけの論破は意味がないので、むやみに真似しないほうがいいですよ。
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