『それは間違ってる！』を言いたい時【コミュニケーション　宮崎　研修　オンライン リモート】

宮崎やリモートでコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。

 

人の話は否定せずに最後まで聴きましょう。

これはコミュニケーションの鉄則でもあります。

ところが、会話の内容によってはあきらかに相手の間違いを否定しなければいけないこともあります。
例えば「これから万引しに行こうぜ！」なんて言われて、否定しないのは道徳的におかしな話ですね。

さて、こんなときに相手に「それは間違ってる！」をどのように伝えるといいでしょうか？

ここでも「いきなり否定」だと、相手はこちらの言うことに耳を傾けてはくれないでしょう。

ですから、相手の言葉を遮って「でも」などで割り込むのはご法度。

まずは相手の話が一呼吸するまで待ちましょう。

そして、適度なタイミングでこんな感じで伝えるのです。

「ふぅん、万引しに行くんだ」

まずは相手がやろうとしている「間違っていること」を繰り返して伝え直すのです。

そして次にIメッセージを使って、自分の思いを伝えます。

こんな感じです。

「万引ってボクは良くないと思うんだよね。

　それって犯罪だし」

相手を非難するのではなく、あくまでもその行為に対して自分がどう思うのかを伝えるのです。

ここでのポイントは「相手そのものを否定しないこと」です。

あくまでも「やろうとしている行為」に対しての自分の思いや考えを伝えるだけです。

あとの判断は相手に任せるしかありません。

けれど、誰かがその行為を止めなければ悪い方向に進んでしまいます。

無理に引き止めるのではなく、自分がどう思うのかを伝え、相手に考えさせるようにしてみましょう。

それでも相手を止めることができなければ？
それはまた次回お伝えしますね。
 

 

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