行動語録 その33 自然に逆らわない
2023/10/03
今日は心のひずみのお話しです。そもそも「ひずみ」って何でしょうね?
今、あなたが手に針金を持っていたとします。これをまっすぐ伸ばした状態で、一端を壁に押し当てます。
どうなります? 当然、どこかが曲がっちゃいますよね。
では持っているのが針金でなくちょっと硬い金属の棒だったら?
なかなか曲がりませんよね。
でも、実はその金属の棒のどこかにはストレスが集中しているんですよね。そこには「応力」というのがかかっています。
見た目は大丈夫なんですが、押す力がさらに強かったり、左右に振るような力をかけたりすると、ストレスが集中しているところが疲労して折れたり曲がったりするんです。この応力が集中している状態を「ひずみ」っていいます。
人間も、見た目は大丈夫そうでもどこか常にストレスがかかっていたりするとこの「ひずみ」が発生しちゃう。体にも、心にもね。
でも、体の場合は針金のように見た目で「あ、曲がりそうだ」なんてサインが出てくるので、そのストレスをストップすることはできちゃう。
怖いのは「心」の方ですね。硬い金属の棒のように、見た目がなかなか変化しないので「ひずみ」がおこっていることに気づかないんですよね。
そしてそれが溜まっているといつしか・・・ばぁん!折れちゃったり曲がっちゃったり。
では心のひずみを防ぐにはどうするのか?
そもそもひずみは、ある方向から力がかかったときにそれに対抗しようとして反力が発生することが原因で生まれるもの。水の流れを無理矢理せき止めるから、無理な力が発生しちゃう。ということは、ある方向から力がかかったときにその力を「流す」ことをしちゃえばいいんです。これ、自然の法則です。
血液だって、血栓という流れをせき止めるものが発生すると病気になり、ヘタすると脳溢血なんてことで死に至ることもありますよね。これは自然に逆らった証拠。
お金もそう。本来は流通させるものなのに、それをせき止めちゃうからひずみがきて景気に影響が出ちゃう。
そして心も同じ。今、心には何かの流れがあるんですよね。それを無理矢理せき止めようとする何かが、自分の心の中にある。だからひずみが発生しちゃうんです。
このところの私の心をちょっと振り返ってみました。実は思い当たることがあるんです。
内容はちょっと公言はできないけれど、それを流せない自分がいることに気づきましたよ。せっかくいい流れができつつあるのに、こんなところで自分に壁をつくっていたんだなって。自然の法則に逆らっていたんですね。
こころをしっかりと落ち着けて、流れをせき止めないように自然に生きる。ま、ここまできちゃえば悟りの世界に入れるかも。
いずれにせよ、この自然にさからうような壁をつくっているのは自分。まずは何が壁になっているのかをしっかりと自覚して、そこから流れを取り戻すようにしよう。
そうすれば、自然の法則に沿って行動もできちゃうよね。
行動語録 その33
自然の法則に従って心の流れをつくれば、心のひずみはなくなって行動できる
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