行動語録　その４０　話しをすると落ち着く

　コーチング講座で一番多く聞かれる声が「質問の作り方がわからない」です。
　確かに生徒さんのロープレでの質問はまだまだぎこちない。しかし、クライアント役は結構たっぷりと話しをできたみたいですね。

　観察していたら面白いことに気づきました。やはり、話すと気づくんですね。そして、今まで悩みだと思っていたものも、話すことでなんとなく解消される。それほどのものでもないんだ、ということに落ち着くみたい。

　実は以前、私もビジネスのことでちょっとした事態に陥りました。自己嫌悪的な感触もあったんです。
　たまたま夕食を元会社の友人ととる約束をしていたので、この話を聞いてもらうことにしました。

　やはり話すと落ち着きますね。聞いてもらって、自分の考え方に賛同してもらうとホッとします。あ、これでいいんだよな、って。

　コーチだって人間です。ミスを犯すこともあれば、らしからぬ発言をしたりすることだってあります。たまにはセミナーや講座で言っていることと反対のことをやっちゃったりすることだって。

　コーチだからこそ、こういったことをしてしまったあとは精神的なダメージが強くなるかも。だからこそ、コーチにはコーチが必要なんですよね。話を聞いてくれる。

　ただ聞いてくれるだけで、気持ちを軽くして次の行動に移すことができちゃう。ホント、聞いてくれるだけでいいんですよ。

行動語録　その４０
ただ話しを聞いてくれるだけでいい
そうすると気持ちが落ち着いて次の行動へ移れる