行動語録　その７６　みたくないところもしっかりと

先日の経営者の勉強会で学んだことに「経営者はしっかりと数字をみて判断する」ということがあります。
これ、当たり前なんですけどね。

しかし、実際のところ「数字の読み方」を知らない経営者が多いのは確かでしょう。

 

自分のところが今どのような状態になっているのか、手元の現金はどのくらいあるのか（キャッシュフロー）、売掛金はいくらか、そこからどのような戦略を立てなければいけないのか、見直すべき項目は・・・

数字をみると、いろいろなことがわかってきます。

 

これは「データに基づく戦略づくり」というところですね。

これをやっておかないと、黒字なのに倒産してしまう、なんてことも起きちゃうんですよ。

 

では私のところは？

恥ずかしながら、数字の面、というか経理面はすべて妻にお願いしていたため、あまりしっかりと把握していませんでした。

正直に言ってあまり見たくない部分だったりしていました。
なんとなくはつかんでいるのですが、そこを見ちゃうとちょびっと暗くなりそうで・・・

 

しかし、だからこそ見たくない部分もしっかりとつかまなきゃいけないんですよね。
そこから、自分のところの強み・弱みをしっかりと把握し、伸ばすべきところはのばし、脆い点はしっかりと補う。

これをやらずして経営者とはいえませんよね。

 

そう言う意味ではまだ私は「コーチング技能者」でしかないんだよな。
もっと経営者としての感覚も養っていかないと。
じゃないと、経営者のコーチングなんてできないよね。

 

これ、経営の数字についてだけのことじゃないです。
人は誰しも、自分の「見たくない、認めたくない部分」については意識を遠ざけようとしちゃうんですよ。

だから、その部分を他人から攻撃されると、つい向きになって反論したりする。

それじゃぁ自分の成長は見込めませんよね。

 

自分が見たくない部分を人から攻められるということは、他人の目から見ても非常にやばいということ。

警告なんですよね。

そのシグナルをしっかりと自覚して、今後どう行動するべきかを見直す時期ですね。

 

行動語録　その７６

自分の見たくない部分も、今一度しっかりと自覚して見直し、今からの行動を考えてみよう