行動語録　その８２　ネットワークビジネスがうまくできない理由

以前、ネットワークビジネスというものにいくつか手を染めたことがあります。

ネットワークビジネスを頭から否定している人もいますが、私はこれに対しては否定はしていません。
口コミを利用した、うまい宣伝のやりかたですよね。

 

あのやり方の方が会社としては経費がかからずに、しかも商品販売に関わった人には利益になる。

しかし、私は過去やったものではどうしても利益を上げることができなかったんです。
これ、ほとんどのネットワーカーはそうじゃないかな。

 

今、ちまたにはたくさんのネットワークビジネスがあふれていますよね。
大なり小なり。
インターネットのアフェリエイトも、ちょいと視点と仕組みを変えてみればネットワークビジネスに近いものがあるわけだし。

 

で、どうして私はネットワーカーになりきれなかったのか？
いくつか理由があります。

 

一つは、「いくら口コミとはいえ、自分が心底納得して心酔した商品は広げられない」です。
ネットワークビジネスの根本に「商品を売るのか、仕組みを売るのか」というのがあるんじゃないかな。

で、ネットワーカーのほとんどは「仕組み」を売っているんですよね。

これだと、商品がいくらいいものだ！と本部が叫んでもなかなか心に響いてこない。

ネットワーカーで成功した人に健康食品でうまくやった方がいます。
が、この方はその商品で病気から救われたため、その良さを広げようと一生懸命になっただけ。

こういう場合の方がうまくいくんですよね。

 

そして二つ目の理由。
ネットワークビジネスには「系列」というのがあります。
同じ商品を売っていても、ラインの系列が違うと「ライバル」になっちゃう。
同じ系列だと「チーム」なのに・・・

 

この商品を、この仕組みをもっともっとはやらせようと思ったら、こういった系列の枠を超えていかなきゃいけないはずなのに。

「あの人は他系列だから、そんなに親しくしないで！」
といわれたことがあります。

このあたりから疑問符が頭の中で渦巻いているんですよね。

それって、結局は自分のところの利益が少なくなるから、ですよね。
ま、商売だからライバルがいて当然なんだけど。
でも、業界自体をもっともっとはやらせようと思ったら、今はそんなことを言っている場合じゃないでしょ。

 

今、私はコーチングという商品を一生懸命売り歩いております。
コーチ仲間のいいところは、ライバルではなく仲間、チームとして一丸となってこのコーチングを盛り上げようとしているところ。
手と手を取り合って、ともに高め合っていけるんですよね。

だから居心地がいいんですよ。

 

そして、自分は「コーチング」という商品に誇りを持っています。
だから一生懸命売り歩くことができる。

だからこうやって、突っ走って行動を続けられるんですよ。

 

行動語録　その８２

自分の売っているものに、誇りと自信、そして互いに助け合う仲間がいると、堂々と行動することができる