行動語録　その１０７　ふと思い出したこと

二冊目の本を出版したときのこと。
このときにふと、前の会社に在職していたときのことを思い出しました。

あのころは転職してだいぶ仕事に慣れた２年目くらい。
このころすでに、何かで独立したい。
漠然とそう思っていました。

で、できれば家でできる仕事がいいな。
ものを売るといった商売は向いていないみたいだし。
何がいいかな・・・

このころ、自分が担当した製品でいろいろと問題が発生し、出張の日々を送っておりました。
ほぼ毎週、関東方面へ往復の日々。
そんなときのおともに、小説をよく買ってたな。

ん、そうだ！
小説家にでもなってみようかな・・・
そう思ったら、小説になりそうなネタがどんどん思いつくんですよね。

このころはＳＦっぽい小説をよく読んでいたので、もちろんそちら系統のネタばかり。
まだコーチングなんて知らなかったときですから。

また、成功哲学や潜在意識についてはかなりの知識は持っていました。
だから頭の中では、日中自宅でノートパソコンに向かって颯爽と原稿を書いている自分の姿をよくイメージしたものです。

あれ、これって今の姿そのものじゃないの。
うそっ！
あのころはちょっとだけ本気になって、パソコンに向かって原稿を書こう！とおもったけれど・・・一行も書けなかったな。

それが今では毎日ブログ小説を書き、毎週メルマガを書き、毎月コラムを書く。
あのころのなりたかった姿そのものじゃないですか。

さらにぐぐ〜っと昔を思い出してみました。
そう、幼稚園の頃。
あのころは自分の世界でお話しを作るのが好きでしたね。
主人公はもちろん自分。

かっこいいアクションもの、ヒーローものにあこがれていた時代です。
よく自分の物語の世界にはまってましたね。
これ、さらに思い出したら中学の頃まで続いていました。
いつかはヒーローになりたいって。

で、今は。
はい、小説は自分を投影した「コーチング」もの。
だからいつでも自分が主人公になれる世界。
そこに描かれているコーチは、自分のあこがれの姿、ヒーローです。

派手なアクションやかっこいいシチュエーションはないけれど、紛れもなく自分の中のヒーロー。
なんだ、今自分がここにいる姿って、今まで生きてきたことの集大成なんだ。
だから私はここにいるんだね。

行動語録　その１０７
今自分がいる姿は、いままでの人生の中の思いをまとめたものに過ぎない