行動語録　その１２０　このために来たのか

以前、偶然が偶然を呼び、とてもすてきな出会いがありました。
いや、偶然というのは違うな。
そのためにここに来た、といっても過言ではないでしょう。

この日、ホントは前日の夕方の便で宮崎に帰る予定でした。
が、私がふと漏らした一言で、斎藤一人さんの講演を聞くことができたんです。
しかも、ほとんどタダのような金額で。
そのふと漏らした言葉も、新宿で斎藤一人さんの本を見て、ファンが集まる場所の住所を控えていなかったら、出てこなかった言葉。

また、どうしてその本を手にしたのか。
それも、東京に出るちょっと前にある人のブログで斎藤一人さんの名前を目にしたから頭に残っていたんです。

と、前置きが長いですが、とにかくすてきな出会いでした。
斎藤一人さんの講演会も良かったのですが、その後にその講演会情報を教えてくれた知り合いと一緒に来た３人、合計５人で居酒屋で歓談。

あ、なるほど。
このとき東京に出てきたきっかけは、出版社へのごあいさつ。
しかし、この時期にしか来れなかったのはこういうわけだったのね。
このときにこなければ、この日お会いした方とは永遠にお会いできなかったでしょうから。
皆さんとてもすてきな方でしたよ。

ここで思ったこと。
人が行動するというのは、必ず何かしらの意味を持つんだな。

すべてを偶然にしてしまえばそれまでのこと。
しかし、そのとき、その瞬間に意味があるというのがわかると、今自分が判断したことで将来が右にも左にも動く。

ふと漏らした一言が、喜劇になるか悲劇になるか。
ふと手にした本が一生を変える。
ふと行った行動が、人との出会いを生む。

今回私がとった一つ一つの行動は、全くたわいのないことばかり。
しかし、それが重なって今ここにいる。
この出会いが将来、どのようになるかは全くわからない。
しかし、それにもまた将来大きな意味を持つ日が来るんだろうね。

それを考えると、今自分がやっていることにムダは一切ないな。
ムダと思うこと。これが一番ムダなことかもしれない。

行動語録　その１２０
全ての行動には必ず意味がある。それを自覚していると人が人生を楽しく生きられる