行動語録　その３００　心から笑顔を

自分が楽しくないものは、他人が楽しいわけがない。
これが私の講座のポリシーである。

福岡でファシリテーションの講座を開いた時のこと。
少人数ながらも、楽しく、そして大きな気づきを与えることができた講座だった。

いつも研修や講座が終わってから思うのだが、誰が一番楽しんでいるかって、講師である私が一番楽しんでいる。
いろんなところに落とし穴をつくっては、受講生を引っかけて気づきを得てもらったり、受講生の言葉から自分自身に新たな気づきを得たり、そして会場で自分を源として一体感をつくっていったり。

受講生も、最初は緊張した顔つきだったのが最後は笑顔になる。
その笑顔、単にお笑いを見た時の笑顔とは違い、心の奥から健康になったという感じを受ける。
その笑顔が見たくて、この仕事をやっているようなものだ。

人に笑顔を与えたいのであれば、まずは自分が笑顔になること。
自分の中からにじみ出したものでないと、それは本物とは言えない。
つくった笑顔では、本当の心を伝えることはできないから。

だから、講座の時には自分が一番楽しむように心がけている。
本物の笑顔を多くの人に与えたいから。
だから私はここにいる。

行動語録　その３００
自分が満たされ、心からにじみ出したもののみが本物といえる