行動語録　その３０６　人間、辛抱か？

人間辛抱だ。
これはよく聞く言葉である。

が、本当に辛抱しなければならないのか？
そもそも、辛抱とはなんぞや？

辛抱という言葉からは「じっと耐え抜く」という、どちらかというと静的な行動を思い浮かべる。
何もせずに、脂汗を流しながら耐え抜く姿である。

しかし、それでは何も変化しないんですよね。
あなたが黙ってそのままの姿でいても、周りは常に変化しているんだから。
あなたが変化しないと、あなた自身には何も生まれませんよ。

あの言葉は、何もせずに黙っている姿のことをさしているんじゃないんですよ。
そもそも、「つらいなぁ」と思ったことをやる必要はない。
どうせやるならば「楽しく」やることを考えた方がいいよね。

確かに人生にはつらいことが波のごとくおそってきます。
だったら、波に逆らいながら立ちつくすよりも波とたわむれましょうよ。

波とたわむれるには、波そのものの見方を変えなきゃ。
波はあなたを襲ってくるものではない。
波はあなたに変化と楽しみを運んでくれるもの。
そして一緒に楽しむもの。

こう考えたら、人間は辛抱する必要はないですよね。
人から見れば辛抱でも、あなたの遊び心があれば、どんな試練も楽しめますよ。

行動語録　その３０６
人間、辛抱よりも楽しく生きた方がおもしろい