行動語録　その３１９　学びをどうやって行動に変えるか

どうすれば研修の後に行動を起こしてくれるのだろうか？
これは研修を行う講師としては永遠の課題かもしれない。

研修、というとどうしても一過性のもになりがち。
受けた直後はいいのだが、そのあとしばらくするとその意欲はどこへやら。
いつの間にか元に戻っている。

研修後のフォロー体制がとれていないとか、連続で行うべきところを一回で終了してしまうといった問題もある。
が、やはり根本的には「気づき」がなければ人の行動は変化しないと思う。

いつまでも与えられるだけではダメ。
それでは「いい話を聞いた」で終わってしまうから。

そしてもう一つ。
何を学びどう行動していくのかを研修の中で明確にしていかないと。
だからこそ、私は研修の時の最後の時間は「今回学んだことを具体的にどう活かしていくのか」ということを考えさせる時間を設けている。

以前もそうだった。
ファシリテーションの研修を行ったのだが、最後の２時間は学んだことの実践レッスンを兼ねて今後どうやって展開していくのかの話し合いをさせた。

３つのグループに分かれて行ったのだが、出てきた答えはほぼ同じ。
思いは一緒なんだな。
だったらあとは行動あるのみ。

一体どんな行動を見せてくれるかな。

行動語録　その３２０
学んだら行動　これを促すのも役割の一つ