行動語録　その３３５　相反する成功哲学

ある一つのことについて結論が出たので紹介したい。

私は今までいろいろと成功について学んできた。
その中で相反する考え方があった。

一つは「ハングリー精神で求めていく」というもの。
現状にとどまらず、常に次を求めて行動するというもの。

もう一つは「現状に感謝し満足する」というもの。
今の状態が幸せであることを自覚することで、安定した日々を送ることができる。

どちらも間違いではないが、人によっては反対の意味となるためどちらかを排除している人もいる。
そんな人に説明を求められたら、どう答えればいいのか。

そして出た結論、それはやはり「目的」になる。
自分が生きていく上で、どの方向に向かっているのかをはっきりさせないことには、どちらも間違いの生き方になる。

自分の方向性がわからずに、無い物ねだりのハングリー精神を持っていても、常に心が満たされることが無く、大金持ちになっても不幸を背負うことになるだろう。

自分の方向性がわからずに、今に満足しようと思っても、ただボーっと生きていくだけになってしまうだろう。

しかし、ただ目的がはっきりしただけではこの二つの相反するものは説明できない。
実は「目的の内容」が問題なのだ。

行動語録　その３３５
追い求める人生、今を満足する人生　
どちらも正解だが、それを成立させるには「目的」がポイントとなる