行動語録　その３８０　ひらめきを大事に

今回からしばらくは「ひらめきを促す」ということで書いていく。

なぜこのシリーズにしようと思ったのか。
コーチングを教えるときに、よくこの質問を受けることがある。

「質問の作り方がわからないので教えてください」

これについては、必ずこう答えている。
「質問づくりのコツは、ひらめいたことを口に出すことだよ」

長年コーチングをやっているが、それ以外に答えようがないのが実状。
考えて考えて、考えぬいて出す質問。
これはなかなか相手にヒットしないことが多い。

しかし、ふとひらめいたことを口にする。
それが質問でなくても相手にヒットすることが多い。

一言で言えば「コーチの直感」というやつなのだが、そのひらめきを大事にすることで、いままでいろいろな問題を解決してきた。
もちろん、すべてが正解だったわけではないが、その多くが正解だったことが多い。
それ以降、私はひらめきを大事に育てている。

「それは経験からでた答えなんじゃないの？」
そう言われることもある。
確かに、経験したことを使って解決したものも多い。

が、ここで注目して欲しいのは、その経験したことを引っ張り出したというひらめきなのだ。
このひらめきのコツ、これから紹介していこう。

行動語録　その３８０
ひらめきの行動が問題を解決する　ひらめきを大切に