行動語録　その３８３　ひらめきと知識

ひらめきを起こすのに、その分野の知識が必要か。

例えばあなたがゲーム会社の社員だったとしよう。
新商品を開発するのには「ひらめき」が大きなポイントとなる。

「新しいゲームを想像するのだったら、ひらめきだけで十分。
　専門知識なんかいらないよ」

それも一理ある。
が、よく考えてみて。
その知識をつくるときに、あなたは一体どこから情報を引き出しているだろうか。

ひらめき、それは無から有をつくるものではない。
今まで持っていた情報を組み合わせて、新しいものをつくりだす。

情報とは、本で読んだ知識だけをさすものではない。
あなたが生きてきた上で経験したこと全てが情報となる。

つまり、経験値が高ければ高いほど、あなたには多くのひらめきが生まれる。

「だったら専門知識はいらないじゃないか」
いえ、専門知識”も”必要なのだ。

組み合わせの材料は多ければ多いほどよい。
かつ、その分野の知識というのは、いろんなことを考える上での基礎の部分となる。
基礎の部分に新たな要素を組み合わせることで、新たなものがひらめきやすい。

あなたがひらめきを大切にしたいのなら、自分の知識や経験値を上げること。
特に専門知識は基礎となるので十分に持つことだ。

行動語録　その３８３
ひらめくためには知識が必要　特に専門知識は基礎となる