行動語録　その３８４　ひらめきの賞味期限

ひらめきと行動には密接な関係がある。

前に、人がひらめくにはそれをアウトプットすることが大事だと書いた。
頭の中だけでは考えたことにならない。
ひらめいたことを書いたり伝えたりすることで、次の新しいひらめきが生まれる。

が、これにはもう一つ重要な要素がある。

それは「ひらめいたことを即行動に移す」ということ。
手帳にアイデアばかり書き写しても、それを実行しなければ何の役にも立たない。
役に立たないどころか、手帳の中でうずくまるようにおさめられたひらめきは、時間が経つに連れてだんだんと腐ってくる。

「ひらめきが腐るなんて」
そう思う人もいるかもしれない。
では実際に試してみて。

今ひらめいたことを手帳に書き記し、一ヶ月後に実行してみてください。
おそらく、何の効果もないどころかやること自体が苦痛に感じるはずです。

ひらめきには賞味期限があるのですよ。
野菜や魚だって、採りたてのほうがおいしいでしょう。
ひらめきも同じです。

思いついたら即行動。
もちろん、実行するためにはよく考えることも必要。
しかし、それは何もしないのとは雲泥の差があります。

行動なきひらめきは何も役に立たない。
行動あってこそひらめきが生きてくるのですよ。

行動語録　その３８４
ひらめきにはおいしくいただける賞味期限がある