行動語録　その４１０　キーワードは感情

人はなぜ物を買うのか？
それは、その物自体が欲しいのではない。
その物を買って、それを使ったときの体験、そしてその体験から得られる「感情」を買うのだ。

そう、人は「感情」で行動を起こすもの。
言い換えれば、感情をうまく引き出すことで人は行動を起こす。

こうなったらうれしい。
ああなればドキドキする。
それを手に入れたら感激。

この感情が不十分だから、人は行動を起こさない。
誰かを行動させようと思ったら、この感情をしっかりと引き出すことが必要。

これが指示・命令だと
「めんどくさいなぁ」
「なんだかいやだなぁ」
という感情が引き出される危険性がある。

とりあえず命令されたので行動は起こす。
が、その行動は心からやりたいことではないため、良い結果が得られないし時間もかかってしまう。

行動した結果、自分が何を得るのか。
どんな感情を得たいのか。

ここを明確にしない限りは、あなたは心からのワクワクを得られることはない。
心からのワクワク。
これに期待するからこそ、人は行動を起こす。

あなたが望んでいること。
それは所有することではなく、所有して得られる「感情」をものにすること。

さて、今日はどんな感情を味わいたくて行動を起こしますか。

行動語録　その４１０
人が行動を起こすのは、行動をして得られる「感情」をものにしたいから