行動語録　その４１３　もっとも危険な行動

行動をしたら、その行動を誰かに評価してもらいたくなるもの。
せっかくやったんだから、認めてもらいたいですよね。

コーチングでは「パフォーマンスマネジメント」といって、その行動をどう評価するかで相手のその後の動きが変わっていくというのを説明している。
「すごいね」「やったね」などと、その行動を認めること、すなわち承認を行うとその後は喜んでさらなる行動に結びつく。
これはもうおわかりだろう。

その他にも「脅迫」や「処罰」などがあるが、一番やってはいけないのが「無視」である。
せっかくやったのに、誰からも何も言われない。
とても寂しい気持ちになるし、やる気は当然起こらなくなる。

が、多くの人はこれをやってしまうのだ。
私もこれをよくやってしまう。
人から施しを受けたのにもかかわらず「ありがとう」が出ないときがあるのだ。

それはこちらが
「このくらいあたりまえだろう」
という傲慢な考えを持ってしまうからに他ならない。

これでは人の信頼は得られない。
無視という行動は、相手をイヤな気分にさせるだけでなく自分にとっても良い影響は与えない。

だれだってどんな形でもいいから気にとめてもらいたいのだ。
あなたは本当に無視をしていませんか？

行動語録　その４１３
無視、これは一番危険な行動