行動語録　その４３９　幸せになることとは

今日からしばらくは「成幸」というものについてふれていきます。

はて、成幸とは？
これは「せいこう」とよみます。
「成功」ではないのです。

どんな意味があるのか。
その前に、一般的に言われている「成功」についてちょっと考えてみましょう。

成功とは「功績を成す」と書きます。
功績といえば、こんな偉大なことをやったとかこんな成果をもたらしたということです。

つまり「事」に焦点が当たっています。
そのため、世の中の成功者というとどうしても大金持ちを思い浮かべるでしょう。
お金というのは功績の尺度を測る物差しにもなりますから。

しかし、功績と幸せはイコールなのでしょうか？
お金を持っていない人から見れば、大金持ちは全て幸せそうに過ごしているように見えます。
が、お金持ちにはお金持ちの悩みや苦しみがあるというもの。
下手をすると、お金を持っているが故に今まで以上の不幸を背負う人もいます。

本来「成功」の目的は「幸せ」になることではなかったのでしょうか？
幸せを追い求めることが目的であり、功績を成すというのはそのための目標なのです。

だったら幸せを追い求めましょうよ。
そして幸せに成りましょうよ。

だから「成幸」なのです。

行動語録　その４３９
功績を追い求めるよりも、幸せを追い求める　それが成幸