行動語録　その４４５　成幸者の幸せ

今、「成幸」について考えている。
成幸とは幸せに成る、という意味。

では幸せとはなんなのだろうか？

これは一人ひとり価値観が異なるため、何がその人の幸せなのかは残念ながらわからない。
が、確実に言えることが一つある。

幸せになっているときというのは、少なからずなにかしらの満足感を味わっているはず。
逆をいうと、常に不足の思いをしている人は永遠に幸せとは言えない。

今手元に無い物を追い求める。
追い求めようとしているから、いつも眉間にしわを寄せて考え込んでしまう。

「でも、追い求める自分に幸せを感じることもあるよ」
という人もいるかもしれない。

それは追い求めている自分に満足しているから、幸せを感じているのだ。
結局、自分の中にあるコップに、幸せという水をたっぷり満たすまでは幸せとは感じないのだろう。

では一般的に成功者といわれている人はどうなのか？

成功者はすでに自分のコップに水を満たしている。
ではそれで終わりか？
いや、まだ満たそうとしている。

どうしてか？

今度はコップからあふれたものを人に分け与えるために、次を求めるのだ。
成功者の次なるコップ、それは人のコップを満たすこと。

分かち合う、これが真の成幸かもしれない。

行動語録　その４４５
自分を満たし、あふれた物を分かち合うこと　これが成幸者の幸せ