行動語録　その４６８　チームの色を作り出すために

私はコーチングで人財育成に関する仕事をしている。
その中で「これからは人を財産として活かす時代だ」と伝えている。

けれど、必ずと言っていいほどこのような質問が来る。
「いくら教育しても、だめなやつはだめですよね。どうすればいいのですか」

最初はそういった人も活かすべきだと考えていた。
が、最近は少し変化してきた。

どうしてだめなやつがダメなのか。
実はその人はダメなのではなく方向性が違うだけではないのか。

これは幸せな小金持ちシリーズでおなじみの本田健さんの講演テープで聴いた話。
ジョンレノンに会計の仕事をやらせたら、おそらく無能社員。
事務の仕事をやらせたら、そこそこ働く。
が、作曲をやらせれば天才的な才能を発揮する。

今やっている仕事の方向性を見極める、そこがスタートじゃないのか。

多くの人は自分自身でその方向性が合っているのかに気づいていない。
合っていると思っていても、心の奥で違う叫びがある。
だから、知らず知らずのうちにそれを拒否しているため、行動を起こさないダメ社員となってしまう。

チームの中で行動を自ら起こしてもらいたければ、まずその適正を判断。
これが良いチームを作り上げる必要条件となるのは間違いない。

行動語録　その４６９
メンバーが本当に自分のチームの適正にあっているか　これが判断できればチームは行動的になる