行動語録　その４７０　優秀なチームをつくる

私は常々「学ぶことが大事だ」ということを伝えている。
人は学ばないと行動することができない。

が、ここで落とし穴がある。
学ぶことは大事だが、自分がマルチ人間になってはいけない。
マルチ人間とは、自分一人で何でもやってしまう人間のことだ。

え、自分で何でもやってはいけないの？
はい、やってはいけません。

これは経営者による見られることだが、部下に仕事を任せたのはいいがつい任せられなくて手を出してしまう。
部下のやっていることに対してイライラしてしまうのだ。

では学んだことをどこで活かせばいいのか？

まず当然だが、学んだことは一度実践し経験して欲しい。
そしてそれを会得したら次は指導者に回らなければならない。
人材の育成だ。

この段階であなたはいつまで経っても「プレイヤー」であってはいけない。
あなたがいつまでもプレイヤーになっていたら、育つ人も育たない。

人を育てるというのはとてもガマンをしなければならない。
あなただって上司から自分の仕事を横取りされたら、やる気を失ってしまうだろう。

チームを行動的にしたければ、あなたは「有能な怠け者」となることだ。
まずは学ぶ、そして実践、さらに指導、これが優秀なチームを作るコツ。

行動語録　その４７０
行動的な優秀なチームを作るには、あなたは有能な怠け者になること