行動語録　その４７１　チームがチームとして進むために

チームを組むと、そこにはリーダーというものが存在することになる。
以前、リーダーのいないフラットな関係をコンセプトとしたチームというものに出会った。
曰く、一人一人がリーダーだから自分たちで意志決定して進めていこうということらしい。

そしてそのチームはどうなったか。
残念ながら最後は人間関係のもつれから解散してしまった。

リーダーというものがいると、どうしてもその人に従わなければならないという意識があるようだが、これはウソ。
リーダーの役目はメンバーの首に縄を付けてぐいぐい引っ張っていくものではない。
チームの向かう方向を明確にし、まずは自分が率先してその方向へ行動すること。
メンバーが自分から行動を起こすようにリーダーシップを発揮し、一つの目的に向かって進んでいく。

だからこそ、まずはリーダーが行動しなければならない。

山本五十六の有名な言葉
「やってみせ　言ってきかせて　させてみせ　ほめてやらねば　人は動かじ」
これからもわかるように、まずリーダーがやってみせる＝お手本となる行動を示すことが人を動かすコツだということがわかる。

リーダーは舵取り役。
舵取りがいなければ、あなたのチームはたちまち漂流してしまう。

行動語録　その４７１
チームに必要なもの　それはチームの舵を取るリーダーの行動