行動語録　その４８０　あなたが何を与えるか

今回の自然の法則は「作用・反作用の法則」。

壁を押せば、その力と同じ力が手にも伝わる。
壁を押す力が作用であれば、壁から手に受ける力が反作用。
つまり、こちらが何かを行えば、それと同じ力が自分にも向けられるというもの。

これは力学だけの話ではない。
例えばあなたが誰かに親切にしたとしよう。
その親切は「感謝」という形で自分に向けられる。

では逆のことはどうだろうか。
あなたが誰かにひどい仕打ちをしたとする。
それは「恨み」という形で自分に向けられる。

自分が与えたものと同じ質のものが同じ力で自分に向けられることがわかるだろう。
そう考えると、あなたが幸せになりたいときにはどうすればよいか、もうおわかりだと思う。
あなたから幸せを与えることで、あなたには幸せが与えたものと同じ力、同じ量だけ返ってくるのだ。

お金持ちは寄付をすることを忘れないと言う。
これは寄付をすればするほど、自分にもそれが返ってくることを知っているからだ。

情けは人のためならず、ということわざがある。
これは見事にこの作用・反作用の法則を表した言葉だ。
そして逆もあることを忘れてはいけない。

あなたはこの自然の法則に逆らいますか、それとも従いますか。

行動語録　その４８０
＜作用・反作用の法則＞
自分が周りに与えたものと同じものが自分に還ってくる