行動語録　その５０２　本というもの

今までいろんな人の本を読んできた。
話題の本から、何気なく手にした誰も知らないような本まで数多く目を通してきた。

そのときにピンと来る言葉もあれば、他の人が賞賛する言葉でも今ひとつ残らない言葉もあった。
だが、ふとあらためて昔読んだ本を手にすると、不思議と頭の中に入ってくることがある。

あ、今自分はこの言葉を欲しがっていたんだ。
そんな感じだ。

人はそのときそのときで抱いている感情が異なる。
感情が異なれば、欲しがっている言葉も違ってくるのは当たり前である。

自分が変化してきている証拠だ。
いや、変化と言うよりも成長と言った方がいい。

自分が成長していることがわかると、その先の行動を要求するようになる。
そのとき、知識として何らかの情報が欲しくなる。
だから、本で知識を得る。

私は今読んでいる本がどのようなものかによって、今自分が何を行動すべきかを知るようになった。
あるときはオグ・マンディーノにはまっていた。

これは自己啓発メッセージを含んだ小説であり、その中にあるメッセージを今度は私の形で表す行動を行う時期がきたのだ。
だから、このときはずっと書き物の生活。

それを自分の心が欲しがっている。
だから本を読んで行動している。

行動語録　その５０２
今読んでしっくりくる本は、今自分が起こすべき行動を象徴している