行動語録　その５０６　喜怒哀楽

感情の中で代表的なのは「喜怒哀楽」であろう。
この４つは、人を行動に導くのに怖ろしいほどのパワーを秘めている。

この中で気をつけなければならないのが「怒」のパワー。

あなたが誰かに対して「怒り」の気持ちを持ったとしよう。
その「怒り」はいつしか相手に対しての「恨み」へと変化し、あなたの行動は相手をどのようにして陥れようとか失敗させようとかいう方向へと促されてしまう。

また「哀」も気をつけなければならない。

「哀」は悲しみのパワーとなり、あなたの行動意欲を低下させることがある。
行動意欲が低下すると、行動の停滞という「行動」へと促されてしまうことがある。

やはり感情で持っていて欲しいのは「喜」や「楽」ではないだろうか。
ここからワクワクするものが連想されるだろう。
そのワクワクを欲しいために、あなたは行動を起こすはずだ。

だが、この「喜」や「楽」も気をつけなければならない。
そこを求めるがあまりに、周りが見えなくなることもある。
あなたがそこを求めたために、周りを「怒」や「哀」に陥れてはいないだろうか。

あなたの願望を達成させたければ、あなたの周りも一緒に「喜」「楽」へと導くことが大切だと私は思っている。

行動語録　その５０６
周りと一緒に喜び、楽しめると、あなたの願望は目の前にやってくる