行動語録　その５２９　己を知るために

自分の適正、それはなかなか自分ではわからないもの。

私も今ではコーチングという、人の心を扱う仕事をしている。
が、小さな頃から機械いじりが好きで理数系の人間だったと自覚している。

そのため、学校は工学部出身。
当然のごとくメーカーに勤めてエンジニアを１３年間やってきた。

これはこれで間違いではない。
それなりに能力を発揮して、設計や解析の仕事をこなしてきたのだから。

だが今は全く違う仕事。
今はこれが楽しくてしょうがない。

またコーチングだけでなく、執筆の仕事もしている。
これもふとしたきっかけで始めたメルマガが始まりだった。

それ以来、毎日文章を書かない日がない。
しかも、これを好んでやっている。

十年前、だれが今の私を想像できただろうか？
私ですら今の姿を想像はできなかった。
しかし、今の私がやっていることは間違いなく適正に基づいているといえる。

ひょっとしたら心の奥底で今の姿を望んでいたのかも。
そしてそれに巡り会ったときに
「やってみよう」
という意識が、今の私を作り上げたのではないだろうか。

何もしないうちから「これは違う」ということはない。
結局、自分の適正を知るにはその世界に一度飛び込んでみるしかない。

行動語録　その５２９
自分の適正を知りたければ、その世界に足を踏み入れるしかない