行動語録　その５３４　わかっているのだったら

よいとわかっているのに、なぜそれを始めないのか？

成功した人や行動を始めた人は、まだ行動を起こしていない人を見てそう思うことがあるだろう。
そして、こういった人を見てイライラすることも。
部下を指導しているときに、部下が思ったように動いてくれない場合がこれにあたる。

どうしてこいつは動かないのか？
まったく、出来ねぇヤツだ。
そういった感情が生まれてくる。

それに対して、部下には部下の言い分があるだろう。

自分ができたからって、人にそれを押しつけるなよ。
あなたが言うことをやるほど、私には余裕がないのだから。
私にはあなたほどそれにかける情熱は持っていないよ。
その言い分もよくわかる。

しかし、一つだけはっきりとした事実がある。
「何も行動しなければ、何も変わることはない」

自ら行動を起こさないのに、周りに対して不平不満を漏らす。
会社が悪い、政府が悪い、環境が悪い。
でも、それらに対して従うしかない。

なのに、何も行動を起こさない。
起こさないのだったら、不平不満を漏らして欲しくはない。

それをやった方がいいとわかっているのなら、何も考えずにまずは手足を動かして行動。
それ以外に現状を変える方法はないのだから。

行動語録　その５３４
今の不満を変えるには、自分からの行動以外に解決策はあり得ない