行動語録　その５５４　お笑い芸人の道

私はお笑い芸人が好きだ。
もともとお笑いには興味があり、漫才も落語もよく見たり聴いたりしている。

最近はちょっとバラエティー番組色がつよい芸人もいるが、やはり基本は舞台。
若手の勢いのある芸もいいが、それなりに年季の入った芸人のものは味がある。

この芸人たちが好きな理由は、単に笑いがあるからだけではない。
そこまでたどり着く過程、ここに私の今を重ねることができるから。

お笑い芸人でデビューしてからすぐに頭角を現す人はとても少ない。
そのほとんどは下積み時代があり、長い芸歴を経て何年もしてから大きく世の中に知れ渡る人の方が多い。
いや、もっと多いのは売れる前に途中で消えてしまう芸人だろう。

私が今やっている仕事も同じ。
コーチとして、コンサルとして本をバンバン出版したり雑誌などのメディアに登場する売れっ子もいる。
メディアに登場しなくても、その世界では知れ渡っている成功者も多い。

しかし、瞬時にそこまでたどり着く人なんかほとんどいない。
それなりの経歴を積み、ようやくたどり着く人の方が多い。
そこを目指そうとして途中であきらめる人もまた多い。

どんな世界でも同じ。
そこにたどり着きたければ、それを目指して続けること。

行動語録　その５５４
やり続けること　そこにたどり着くにはそれ以外に方法はない