行動語録　その５６３　人と比較してみると

自分と周りを比較して、自分に嘆くことがよくあった。

例えば私は背が低い。
歳の割には白髪が多い。
視力も悪いしおしゃれでもない。

他にもあげればたくさんある。
だがあるときから、それは単に「他人との違い」に過ぎないことに気付いた。

よく考えてみて。
私ってこの世に一人しかいないんだから。

見た目や能力の差。
これは単なる「違い」でしかない。
この違いに優劣を付けているのは誰？

自分に他ならない。
自分で自分に優劣を付けて、そして嘆いていたのだ。

そりゃ、学力や体力など数値的に表されるものもある。
では学校の成績が悪いからといって、世の中では役に立たないのか？

面白いことに、世の中の成功者には高校も出ていない人がたくさんいる。
あの斉藤一人さんだってそうなのだから。

他人との差、それは単なる違い。
他人と自分とを識別するためのものでしかない。

ここに嘆くよりも、その差をどう有効活用するのか。
ここを考えてみよう。
そうすれば、あなたの持ち味が活かされてくる。

人と同じところを探すより、人と違うところを。
それは誰かよりも優れているところではない。
単なる違いを見つければそれでよし。

その違いが、あなたがあなたである由縁なのだから。

行動語録　その５６３
他人との違い　それがあなたがあなたである理由となる